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2015年04月09日 06:00 学び~社会
日本の食糧自給率~大きく下がった原因は?(その2)
前回は、日本の食糧自給率が下がってしまった原因として、日本人の食文化の変化があげらるということを紹介したよ。
『日本の食糧自給率~いったいどのくらい?』
http://rakuto-toyota.jp/e312193.html
『日本の食糧自給率~大きく下がった原因は?』
http://rakuto-toyota.jp/e312220.html
今日は、その続き。
他の原因を、探ってみよう。
まずは、日本の国土について。
日本の広さは、その時々で多少かわるけど、世界で60位前後。
200以上の国がある中で、広い方だ。
しかし、その4分の3が山。
農業のできる平地は、とても少ない。
だから、広い畑で、一気にたくさんの作物を作ることが難しい。
それに対して、食料自給率の高いカナダやオーストラリアは、とても広い畑をつくることができる。
広い畑で大量生産すれば、あまりお金をかけずに、作物を作ることができる。
お金をかけなくてよいから、安く売ることができる。
そう、外国から輸入される食糧は、日本で作られたものよりも、安いことが多い。
スーパーなどで、同じものが違う値段で売られていたら、安い方を買っちゃうよね。
これは、しかたがない。
でも、外国から運んでくるんだから、お金もかかるし途中でくさってしまうこともありそうだ。
ところが、最近は、ものを運ぶ技術がとても発展している。
飛行機や船など、運ぶ手段にはことかかない。
運んでいる最中も、移動用の冷蔵庫で保管しておけば、くさる心配もいらない。
こうした輸送技術が発展したことで、新鮮な食糧を、安い値段で運ぶことができるようになった。
これも、日本の食糧自給率がさがってしまった原因のひとつになっている。
さらに、こうした状況をうけて、日本では農業をやめてしまう人が多い。
これもまた、ひとつの原因といってもよい。
さて。
前回の記事からここまでかけて、日本の食糧自給率がさがってしまった原因についてさぐってみたよ。
まとめてみると、こんな感じ。
<食糧自給率が下がった原因>
・日本人の食生活がかわった。
・平地の少ない日本で作られた食糧は、値段が高い。
・運送技術が発達し、安い外国の食糧を手軽に輸入できるようになった。
・農業をやめる人が多い。
食糧自給率が、ずっと低いままだと、世界的な食糧不足や、戦争などによって、十分な食糧を手に入れることができなくなってしまうケースが考えられる。
また、外国から長い距離を輸送することは、二酸化炭素の排出量を増やしてしまうことにもなる。
できることならば、自給率をもっと上げたい。
そのために、みんなができること。
何かないかな?
ちょっと想像してみてね。
・・・
食料自給率を下げるために、自分にできることはなにか?
RAKUTOの春期講習作文講座でも、参加したお友達みんなで、考えたよ。
その中で出てきた意見は・・・
日本の食糧は、安全でおいしいから、少しくらい高くても日本のものを買う。
外国のものは、できるだけ買わない。
山をけずって、平地をたくさん作る。
なるほどなるほど。
中には、「バナナは食べない、コーヒーは飲まない!」なんていう意見もあったよ。
日本の食糧は固いけど、確かによいところもある。
安心安全であったり、味が良いことなどだ。
こうしら良いところをもっともっとのばせば、多少高くても日本のものを買ってくれる人が増えると思われる。
平地が少ないとはいえ、なるべく大きな畑を作る。
そこで、大きな機械を使って作物をそだてれば、日本の食糧も、もっともっと安くできるはずだ。
こうして日本のものが売れるようになれば、農家の人たちも元気になる。
若い人たちが、農家をやろうとするケースも出てくるだろう。
そうすると、たとえばコンピューターで作物の管理をするなど、新しい農業の技術が発達して、日本の作物はますます安くよいものになる。
これらの取り組みは、今の日本で、実際に行われつつあるんだよ。
こうした取り組みが、もっともっと活発になって、食料自給率がどんどん上がるといいね。
ところで、世界的な食糧不足にそなえるためには、自給率をあげるだけではなくて、いろいろと考えなければならない。
それについては、こちらの記事を参考にしてね。
『食べ物が「悲劇的な水準」!?』
http://rakuto-toyota.jp/e263184.html
『捨てる食品減らそう!!』
http://rakuto-toyota.jp/e262321.html
さて、ここまで数回にわたって、日本の食糧自給率について紹介してきたよ。
ここで、朝日新聞の記事をピックアップ。
『食べ物を自給できるか新しい指標ができた?』 朝日新聞
食べ物の自給について、なにやら新しい指標ができたみたい。
いったい、どんな指標なんだろう?
続きは、次回。
写真は、いろいろな野菜。
みんなは、何が好き?
⇒RAKUTOの理念
⇒コース/料金
⇒説明会/体験授業
『日本の食糧自給率~いったいどのくらい?』
http://rakuto-toyota.jp/e312193.html
『日本の食糧自給率~大きく下がった原因は?』
http://rakuto-toyota.jp/e312220.html
今日は、その続き。
他の原因を、探ってみよう。
まずは、日本の国土について。
日本の広さは、その時々で多少かわるけど、世界で60位前後。
200以上の国がある中で、広い方だ。
しかし、その4分の3が山。
農業のできる平地は、とても少ない。
だから、広い畑で、一気にたくさんの作物を作ることが難しい。
それに対して、食料自給率の高いカナダやオーストラリアは、とても広い畑をつくることができる。
広い畑で大量生産すれば、あまりお金をかけずに、作物を作ることができる。
お金をかけなくてよいから、安く売ることができる。
そう、外国から輸入される食糧は、日本で作られたものよりも、安いことが多い。
スーパーなどで、同じものが違う値段で売られていたら、安い方を買っちゃうよね。
これは、しかたがない。
でも、外国から運んでくるんだから、お金もかかるし途中でくさってしまうこともありそうだ。
ところが、最近は、ものを運ぶ技術がとても発展している。
飛行機や船など、運ぶ手段にはことかかない。
運んでいる最中も、移動用の冷蔵庫で保管しておけば、くさる心配もいらない。
こうした輸送技術が発展したことで、新鮮な食糧を、安い値段で運ぶことができるようになった。
これも、日本の食糧自給率がさがってしまった原因のひとつになっている。
さらに、こうした状況をうけて、日本では農業をやめてしまう人が多い。
これもまた、ひとつの原因といってもよい。
さて。
前回の記事からここまでかけて、日本の食糧自給率がさがってしまった原因についてさぐってみたよ。
まとめてみると、こんな感じ。
<食糧自給率が下がった原因>
・日本人の食生活がかわった。
・平地の少ない日本で作られた食糧は、値段が高い。
・運送技術が発達し、安い外国の食糧を手軽に輸入できるようになった。
・農業をやめる人が多い。
食糧自給率が、ずっと低いままだと、世界的な食糧不足や、戦争などによって、十分な食糧を手に入れることができなくなってしまうケースが考えられる。
また、外国から長い距離を輸送することは、二酸化炭素の排出量を増やしてしまうことにもなる。
できることならば、自給率をもっと上げたい。
そのために、みんなができること。
何かないかな?
ちょっと想像してみてね。
・・・
食料自給率を下げるために、自分にできることはなにか?
RAKUTOの春期講習作文講座でも、参加したお友達みんなで、考えたよ。
その中で出てきた意見は・・・
日本の食糧は、安全でおいしいから、少しくらい高くても日本のものを買う。
外国のものは、できるだけ買わない。
山をけずって、平地をたくさん作る。
なるほどなるほど。
中には、「バナナは食べない、コーヒーは飲まない!」なんていう意見もあったよ。
日本の食糧は固いけど、確かによいところもある。
安心安全であったり、味が良いことなどだ。
こうしら良いところをもっともっとのばせば、多少高くても日本のものを買ってくれる人が増えると思われる。
平地が少ないとはいえ、なるべく大きな畑を作る。
そこで、大きな機械を使って作物をそだてれば、日本の食糧も、もっともっと安くできるはずだ。
こうして日本のものが売れるようになれば、農家の人たちも元気になる。
若い人たちが、農家をやろうとするケースも出てくるだろう。
そうすると、たとえばコンピューターで作物の管理をするなど、新しい農業の技術が発達して、日本の作物はますます安くよいものになる。
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Posted by RAKUTO豊田校
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