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2015年02月16日 06:00 学び~理科
カクレクマノミ~なんで毒にたえられるの?
みんな、カクレクマノミって、知ってる?
水族館などで、よく見かける魚だよ。
オレンジと白のしましまもよう。
ひれの先は、黒。
大きさは、8センチメートルくらい。
小さくて、かわいい魚だ。
カクレクマノミは、ディズニー映画『ファインディング・ニモ』に、主人公として登場して、いちやく有名になったんだ。
でもね、ニモは、本当はカクレクマノミじゃないらしいよ。
『ファインディング・ニモ』の舞台は、オーストラリアのグレートバリアリーフ。
そこにすんでいるのは、カクレクマノミではなくて、ベルクラという種類のクマノミなんだって。
カクレクマノミとベルクラ。
見た目はそっくりだけど、よく見てみると、ちがいがあることがわかる。
カクレクマノミの背びれのホネは、11本。
それに対して、ベルクラの背びれのホネは10本なんだ。
ニモはどうかというと・・・背びれのホネの数は10本だ。
これを見ても、ニモが実はベルクラだということがわかるよね。
ディズニーのサイトには、ニモはカクレクマノミだよと書いてあるけど、まちがっちゃったみたい。
さて、そんなカクレクマノミ。
小さくて弱い魚だから、いつもある場所にかくれている。
まさに、「カクレ」クマノミだね。
かくれている場所はどこかというと、とある海の仲間の中だ。
さて、ここで想像タイム。
カクレクマノミがいつもかくれているのは、いったいどこ?
海にすむ、ある動物の中だよ。
もしも、みんなが小さな魚だったら、どこにかくれる?
・・・
答えは、イソギンチャク。
カクレクマノミは、イソギンチャクの中をすみかにして、外の敵から守ってもらっている。
そのかわり、イソギンチャクの敵がやってくると、ゆうかんに戦ってその敵を追い払う。
カクレクマノミとイソギンチャクは、おたがいに助け合って生きているんだね。
こういうのを、共生(きょうせい)というんだよ。
ここで、イソギンチャクについてみてみよう。
水族館などでは、岩などにはりついている姿を見せてくれる。
一見植物のようにも見えるけど、れっきとした動物だ。
1時間に数センチメートルととてもゆっくりだけど、動くこともできるんだよ。
イソギンチャクは、うにゃーとのびた触手(しょくしゅ)で、小さな魚などをとって食べる。
触手には毒(どく)があり、小さな魚はその毒にふれると動けなくなっちゃう。
イソギンチャクは、その魚を食べているんだね。
ここで、ふしぎなのが、なんでカクレクマノミは、その毒にやられないのかということ。
毒にたえる力を持っていることは昔からわかっているんだけど、どういうしくみでたえることができるのかは、まったくわかっていなかった。
新聞によると、そのしくみが、ついに解明されたらしいよ。
解明したのは、とても有名な科学者の・・・と思いきや。
どうもそうではないらしい。
クマノミがイソギンチャクに刺されぬ謎、女子高生が解明 朝日新聞
カクレクマノミが、イソギンチャクの毒にたえる。
そのしくみを発見したのは、なんと女子高生だ。
愛媛県大洲(おおず)市にある、長浜高校。
そこに通う1年生の重松(しげまつ)さんと山本さんの2人が、発見したんだって。
2人が発見したしくみは、こうだ。
イソギンチャクは、マグネシウムというものがたくさんあると、毒を出さない。
そして、カクレクマノミの体には、このマグネシウムがたくさんふくまれている。
だから、カクレクマノミがイソギンチャクに近づいても、毒を出さない。
女子高生、すごいね。
お手柄だ!
この2人、この5月にアメリカで行われる、世界の学生科学コンテストに出場するんだって。
ますます、すごい。
コンテスト、がんばってほしいね。
写真は、カクレクマノミ。ウィキペディアより。
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水族館などで、よく見かける魚だよ。
オレンジと白のしましまもよう。
ひれの先は、黒。
大きさは、8センチメートルくらい。
小さくて、かわいい魚だ。
カクレクマノミは、ディズニー映画『ファインディング・ニモ』に、主人公として登場して、いちやく有名になったんだ。
でもね、ニモは、本当はカクレクマノミじゃないらしいよ。
『ファインディング・ニモ』の舞台は、オーストラリアのグレートバリアリーフ。
そこにすんでいるのは、カクレクマノミではなくて、ベルクラという種類のクマノミなんだって。
カクレクマノミとベルクラ。
見た目はそっくりだけど、よく見てみると、ちがいがあることがわかる。
カクレクマノミの背びれのホネは、11本。
それに対して、ベルクラの背びれのホネは10本なんだ。
ニモはどうかというと・・・背びれのホネの数は10本だ。
これを見ても、ニモが実はベルクラだということがわかるよね。
ディズニーのサイトには、ニモはカクレクマノミだよと書いてあるけど、まちがっちゃったみたい。
さて、そんなカクレクマノミ。
小さくて弱い魚だから、いつもある場所にかくれている。
まさに、「カクレ」クマノミだね。
かくれている場所はどこかというと、とある海の仲間の中だ。
さて、ここで想像タイム。
カクレクマノミがいつもかくれているのは、いったいどこ?
海にすむ、ある動物の中だよ。
もしも、みんなが小さな魚だったら、どこにかくれる?
・・・
答えは、イソギンチャク。
カクレクマノミは、イソギンチャクの中をすみかにして、外の敵から守ってもらっている。
そのかわり、イソギンチャクの敵がやってくると、ゆうかんに戦ってその敵を追い払う。
カクレクマノミとイソギンチャクは、おたがいに助け合って生きているんだね。
こういうのを、共生(きょうせい)というんだよ。
ここで、イソギンチャクについてみてみよう。
水族館などでは、岩などにはりついている姿を見せてくれる。
一見植物のようにも見えるけど、れっきとした動物だ。
1時間に数センチメートルととてもゆっくりだけど、動くこともできるんだよ。
イソギンチャクは、うにゃーとのびた触手(しょくしゅ)で、小さな魚などをとって食べる。
触手には毒(どく)があり、小さな魚はその毒にふれると動けなくなっちゃう。
イソギンチャクは、その魚を食べているんだね。
ここで、ふしぎなのが、なんでカクレクマノミは、その毒にやられないのかということ。
毒にたえる力を持っていることは昔からわかっているんだけど、どういうしくみでたえることができるのかは、まったくわかっていなかった。
新聞によると、そのしくみが、ついに解明されたらしいよ。
解明したのは、とても有名な科学者の・・・と思いきや。
どうもそうではないらしい。
クマノミがイソギンチャクに刺されぬ謎、女子高生が解明 朝日新聞
カクレクマノミが、イソギンチャクの毒にたえる。
そのしくみを発見したのは、なんと女子高生だ。
愛媛県大洲(おおず)市にある、長浜高校。
そこに通う1年生の重松(しげまつ)さんと山本さんの2人が、発見したんだって。
2人が発見したしくみは、こうだ。
イソギンチャクは、マグネシウムというものがたくさんあると、毒を出さない。
そして、カクレクマノミの体には、このマグネシウムがたくさんふくまれている。
だから、カクレクマノミがイソギンチャクに近づいても、毒を出さない。
女子高生、すごいね。
お手柄だ!
この2人、この5月にアメリカで行われる、世界の学生科学コンテストに出場するんだって。
ますます、すごい。
コンテスト、がんばってほしいね。
写真は、カクレクマノミ。ウィキペディアより。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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