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2015年01月22日 06:00 学び~理科
冥王星への旅~9年がかり48億キロ~その2
前回は、惑星や準惑星の区分けについて紹介したよ。
今日は、その続き。
『冥王星への旅~9年がかり48億キロ』
http://rakuto-toyota.jp/e301590.html
初の冥王星探査、撮影へ…9年がかり48億キロ 読売新聞
2006年1月。
アメリカの航空宇宙局(こうくううちゅうきょく:NASA)が、無人探査機(むじんたんさき)「ニューホライズン」を打ち上げた。
その目的は、太陽系のはずれにある星たちを調査すること。
その中には、前回すこしだけ紹介した、冥王星(めいおうせい)もふくまれる。
冥王星に探査機が近づくのは、人類発のこころみだ。
はたして、うまくいくのだろうか?
・・・
2006年1月に打ち上げられたニューホライズン。
その9時間後には、月の近くを通過。
さらに、13か月後には、木星の近くを無事に通過した。
そして、打ち上げから9年がたった今年。
ついに、冥王星まで2億2000万キロメートルまで近づいた。
地球を出発してから、これまでにとんだ距離は、48億キロメートル。
長い長い旅の末、いよいよ最大の目標、冥王星が目の前だ。
順調にいけば、7月14日に、1万3700キロメートルまで近づく予定。
カメラや観測機器(かんそくきき)で、冥王星を詳しく調べることになる。
ところで、冥王星って、いったいどんな星なんだろう?
・・・
冥王星が発見されたのは、1930年のこと。
発見したのは、アメリカの天文学者クライド・トンボーさんだ。
発見いらい太陽系の9つ目の惑星とされてきたが、2006年に「準惑星」に区別された。
直径は、およそ2400キロメートル。
地球の12,700キロメートルと比べると、ずいぶんと小さいね。
直径およそ3,400キローメートルの月よりも、少しだけ小さい。
気温は、マイナス230度くらい。
太陽から遠いので、とても寒い。
その大地は、氷でおおわれていると思われる。
気体すら凍り付く寒さなので、大気はきわめてうすい。
太陽に近づくと、凍っていた気体が溶け出して、少しだけ大気がふえる。
その気体は、チッ素やメタン、一酸化炭素など。
見た目には、小さな茶色の星。
明るさは14等級で、目で見ることはできない。
冥王星を見るためには、大きな望遠鏡が必要だ。
あまりに遠いので、なぞも多い。
だから、ニューホライズンによる観測には、たくさんの人が期待しているんだ。
・・・
遠く宇宙のはてまで旅をするニューホライズン。
そのお仕事は、天体観測だけではない。
ニューホライズンには、宇宙人にむけたメッセージなどがのせられている。
まずは、アメリカの国旗。
そして、43万人の人の名前がのったCD-ROM。
ニューホライズンが打ち上げられる当時、「名前をのせてほしい。」と応募した人すべての名前がのせられている。
さらに、人間が作り出した宇宙船の破片。
一通りの観測をおえた後は、地球からニューホライズンに向けて、メッセージが送信される。
宇宙人にむけたメッセージで、その内容は今後公募される予定だ。
ひょっとしたら、みんなのメッセージを宇宙人にとどけるとこができるかもしれないね。
さて、いよいよ冥王星に近づきつつあるニューホライズン。
まずは、冥王星の探査だ。
どんな結果が待ち受けているのか?
とても、楽しみだね。
ニューホライズンには、冥王星を発見したクライド・トンボーさんの遺灰(いはい)ものせられている。
1997年に亡くなったトンボーさん。
いまは遺灰となって、自分が発見した冥王星の近くを旅している。
いったい、どんな思いで、冥王星をみつめているんだろう?
写真は、冥王星の想像図。ウィキペディアより。
今日は、その続き。
『冥王星への旅~9年がかり48億キロ』
http://rakuto-toyota.jp/e301590.html
初の冥王星探査、撮影へ…9年がかり48億キロ 読売新聞
2006年1月。
アメリカの航空宇宙局(こうくううちゅうきょく:NASA)が、無人探査機(むじんたんさき)「ニューホライズン」を打ち上げた。
その目的は、太陽系のはずれにある星たちを調査すること。
その中には、前回すこしだけ紹介した、冥王星(めいおうせい)もふくまれる。
冥王星に探査機が近づくのは、人類発のこころみだ。
はたして、うまくいくのだろうか?
・・・
2006年1月に打ち上げられたニューホライズン。
その9時間後には、月の近くを通過。
さらに、13か月後には、木星の近くを無事に通過した。
そして、打ち上げから9年がたった今年。
ついに、冥王星まで2億2000万キロメートルまで近づいた。
地球を出発してから、これまでにとんだ距離は、48億キロメートル。
長い長い旅の末、いよいよ最大の目標、冥王星が目の前だ。
順調にいけば、7月14日に、1万3700キロメートルまで近づく予定。
カメラや観測機器(かんそくきき)で、冥王星を詳しく調べることになる。
ところで、冥王星って、いったいどんな星なんだろう?
・・・
冥王星が発見されたのは、1930年のこと。
発見したのは、アメリカの天文学者クライド・トンボーさんだ。
発見いらい太陽系の9つ目の惑星とされてきたが、2006年に「準惑星」に区別された。
直径は、およそ2400キロメートル。
地球の12,700キロメートルと比べると、ずいぶんと小さいね。
直径およそ3,400キローメートルの月よりも、少しだけ小さい。
気温は、マイナス230度くらい。
太陽から遠いので、とても寒い。
その大地は、氷でおおわれていると思われる。
気体すら凍り付く寒さなので、大気はきわめてうすい。
太陽に近づくと、凍っていた気体が溶け出して、少しだけ大気がふえる。
その気体は、チッ素やメタン、一酸化炭素など。
見た目には、小さな茶色の星。
明るさは14等級で、目で見ることはできない。
冥王星を見るためには、大きな望遠鏡が必要だ。
あまりに遠いので、なぞも多い。
だから、ニューホライズンによる観測には、たくさんの人が期待しているんだ。
・・・
遠く宇宙のはてまで旅をするニューホライズン。
そのお仕事は、天体観測だけではない。
ニューホライズンには、宇宙人にむけたメッセージなどがのせられている。
まずは、アメリカの国旗。
そして、43万人の人の名前がのったCD-ROM。
ニューホライズンが打ち上げられる当時、「名前をのせてほしい。」と応募した人すべての名前がのせられている。
さらに、人間が作り出した宇宙船の破片。
一通りの観測をおえた後は、地球からニューホライズンに向けて、メッセージが送信される。
宇宙人にむけたメッセージで、その内容は今後公募される予定だ。
ひょっとしたら、みんなのメッセージを宇宙人にとどけるとこができるかもしれないね。
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とても、楽しみだね。
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鳥類~鳥ってどんな生き物?
爬虫類~地球の歴史を振り返ってみよう
哺乳類と魚類~クジラはどっち?
生き物~ふたつに分けると、何と何?
白と黒~シマウマのしましまもようは何のため?
絶滅したと思っていたら~100年ぶりに見つかったよ
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Posted by RAKUTO豊田校
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