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もののしくみ研究室

2014年12月13日 06:00  学び~理科

電子レンジであたためて・・・と、突沸にご用心!

「突沸」やけど相次ぐ 朝日新聞

寒くなったね。
これだけ寒いと、飲み物も、あたたかいものがいいよね。
コーヒーや紅茶なんかは、電子レンジであたたかくしてから飲みたいものだ。
・・・と、そんなことを考えていたら、朝日新聞にこんな記事が。

「突沸」やけど相次ぐ 朝日新聞

突沸(とっぷつ)だって。
突沸によって、やけどをする人がたくさんいるらしい。

突沸って、どんな現象なんだろう?
突然、沸騰(ふっとう)するってことかな?


・・・


なべやビーカーに水を入れて、火にかける。
水は、だんだんあたためられて、最後には沸騰して水蒸気になるよね。
その時のなべやビーカーの中の様子を、見たことがある?

はじめは冷たくて、かきまぜたりしない限り、動きのない水。
この水が、熱くなってくると、ぐらぐらと動き出す。
これを、水の対流(たいりゅう)というよ。
RAKUTOっ子は、10月にやった『熱の伝わり方』を思い出してね。

あたたかい水は、上の方に行きたがる。
なべの底、火の近くであたためられた水は、なべの上をめざして、上昇する。

なべの上の方、火から遠い水は、じゅうぶんにあたためられていない。
こちらの水は、下からやってきたあたたかい水に押しやられるように、下にいく。
下から上へ、上から下へ。
水は、こうやって、対流するんだ。

そして、いよいよ温度が沸点(ふってん)、つまり水が沸騰する温度に達すると・・・
ぐつぐつぐつぐつ、泡が出てくる。

この泡の正体は、水蒸気。
沸点をこえた時、水は水蒸気に変身するんだ。


なべで水をあたためるときはこんな感じなんだけど、電子レンジだと様子が違うのかな?

新聞記事によると、電子レンジで液体をあたためた場合、液体がうまく対流できないことがあるらしい。
うまく対流できないと・・・
水蒸気に変身した水が、なべの時のように、ぐつぐつ出てくることができない。

ほんとは空気の中に出たいのに、対流しない液体が、ぎゅーっとふたをして押さえつけている感じ。
電子レンジでの加熱が終わっても、外に出たい水蒸気は、内側から液体を押しまくっている。


その状態で、液体の入ったコップを動かしたり、おさとうを加えたりすると・・・
動かなかった液体に動きができて、中で押し合いへし合いしていた水蒸気が、爆発したように一気に飛び出す。

これが、突沸だ。

電子レンジであたためたコーヒーや豆乳を外にだして、上からのぞきこんでいる時に、突沸がおきて顔にやけどをしてしまう。
最近、そんな人が多いんだって。


突沸がおきるのは、電子レンジを使ったときだけとは限らない。
ガスコンロなどでも、起こることがある。
特に、みそ汁やカレーなど、とろみのあるものをあたためるときは、要注意。
突沸が、起こりやすいんだ。


国民生活センターでは、突沸によるやけどを防ぐために、3つの注意点をよびかけている。

1.電子レンジでは、飲み物をあたためすぎない。
2.あたためすぎた場合は、1~2分待ってから外に出す。
3.ガスコンロなどでみそ汁などをあたためる場合は、火は弱めで、かきまぜながら。

電子レンジを使うことのある子は、やけどをしないように、気を付けよう。


写真は、『熱の伝わり方』のマインドマップ。
小学6年生の子が、かいてくれたものだよ。






もののしくみ研究室

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