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2014年12月03日 06:00 学び~社会
子の体力、種目で二極化~何が強くなって、何が弱くなったの?
子の体力 種目で二極化 朝日新聞
2014年11月29日。
文部科学省(もんぶかがくしょう)が、「全国体力調査」の結果を発表したよ。
その結果、「種目で二極化」したらしい。
二極化ということは、ある種目はものすごくよい成績なのに、別のある種目の成績は、めちゃくちゃ悪かったということだ。
いったい、何がよくて、何がだめだったんだろう?
・・・
調査の対象は、全国の小学5年生と中学2年生。
調査した種目は、次の8種目。
握力(あくりょく)
上体起こし
長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)
反復横跳び(はんぷくよことび)
20メートルシャトルラン
50メートル走
立ち幅とび
ソフトボール投げ
この中のある種目で、小学5年生の結果が、男女とも過去最高となった。
さて、今回、5年生たちが、とても優秀な成績を収めた種目。
いったい、どれだと思う?
みんなが、得意な種目はどれかな?
・・・
答えは、「上体起こし」。
上を向いてねっころがって、上半身だけぐいっと起き上がる。
おなかの筋肉を使うので、「腹筋運動(ふっきんうんどう)」とも呼ばれている奴だ。
今年の5年生は、腹筋じまんが多いのかな?
お次に、悪くなった種目について。
こちらは、小学5年生、中学2年生、それぞれ男女とも過去最低。
この種目、みんな、よほど苦手らしい。
さて、こちらも上の8種目から想像してみて。
みんなが苦手な種目、いったい何?
・・・
答えは、握力。
ギュッとにぎる、手の力だ。
みんな、手の筋肉の力が弱くなっちゃったのかな?
今回の結果をみると、どうも、腹筋は強くなったけど、手の筋肉は弱くなっちゃったみたいだね。
朝日新聞の記事によると、これには理由があるらしいよ。
いったい、どんな理由だと思う?
ヒントは・・・
腹筋が強くなったのは、学校でのある取り組みによるものみたい。
一方で、握力が弱くなったのは、あるスポーツの体験が少なくなってきていることによるらしいよ。
・・・
文部科学省がこの調査を始めたのは、2008年。
それ以降、全国の学校では、体育に力を入れるようになってきた。
その結果、持久力や全身の筋肉を使う種目の成績が、よくなったらしい。
一方で、キャッチボールなどのスポーツ体験が減ってきたことが、握力の低下につながっているとのこと。
いわれてみれば、最近は、公園でキャッチボールをしている子どもたちの姿をみかけることも、少なくなった気がするな。
今回の調査では、子どもたちにアンケートも行っている。
聞いたのは、「小さいころ、体を動かす遊びをしていた」かどうか。
この質問に対する答えと、各種目の合計点を見てみると・・・
「行っていなかった」・・・47.6点
「いつも同じ内容で行っていた」・・・53.8点
「いろいろな内容で行っていた」・・・54.6点
行ってこなかった子は、やはり点数も低い。
行った子は点数が高いけど、ひとつだけではなく、いろいろな内容の遊びをしていた子の方が、点数が高い。
なるほど、小さいころから、いろいろな内容で体を動かす遊びをしていると、体をしっかりときたえることができるんだね。
最後に、今回の調査結果を、都道府県別にランキングしたものを見てみよう。
われらが愛知県の小学5年生たちの結果は、いかが?
・・・
男子 47位
女子 43位
47位って・・・ドベだね。
がんばれ、愛知県の小学生たち(^^)/
写真は、挙母小学校運動会より。
がんばれ、ころもっ子(^^)/
2014年11月29日。
文部科学省(もんぶかがくしょう)が、「全国体力調査」の結果を発表したよ。
その結果、「種目で二極化」したらしい。
二極化ということは、ある種目はものすごくよい成績なのに、別のある種目の成績は、めちゃくちゃ悪かったということだ。
いったい、何がよくて、何がだめだったんだろう?
・・・
調査の対象は、全国の小学5年生と中学2年生。
調査した種目は、次の8種目。
握力(あくりょく)
上体起こし
長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)
反復横跳び(はんぷくよことび)
20メートルシャトルラン
50メートル走
立ち幅とび
ソフトボール投げ
この中のある種目で、小学5年生の結果が、男女とも過去最高となった。
さて、今回、5年生たちが、とても優秀な成績を収めた種目。
いったい、どれだと思う?
みんなが、得意な種目はどれかな?
・・・
答えは、「上体起こし」。
上を向いてねっころがって、上半身だけぐいっと起き上がる。
おなかの筋肉を使うので、「腹筋運動(ふっきんうんどう)」とも呼ばれている奴だ。
今年の5年生は、腹筋じまんが多いのかな?
お次に、悪くなった種目について。
こちらは、小学5年生、中学2年生、それぞれ男女とも過去最低。
この種目、みんな、よほど苦手らしい。
さて、こちらも上の8種目から想像してみて。
みんなが苦手な種目、いったい何?
・・・
答えは、握力。
ギュッとにぎる、手の力だ。
みんな、手の筋肉の力が弱くなっちゃったのかな?
今回の結果をみると、どうも、腹筋は強くなったけど、手の筋肉は弱くなっちゃったみたいだね。
朝日新聞の記事によると、これには理由があるらしいよ。
いったい、どんな理由だと思う?
ヒントは・・・
腹筋が強くなったのは、学校でのある取り組みによるものみたい。
一方で、握力が弱くなったのは、あるスポーツの体験が少なくなってきていることによるらしいよ。
・・・
文部科学省がこの調査を始めたのは、2008年。
それ以降、全国の学校では、体育に力を入れるようになってきた。
その結果、持久力や全身の筋肉を使う種目の成績が、よくなったらしい。
一方で、キャッチボールなどのスポーツ体験が減ってきたことが、握力の低下につながっているとのこと。
いわれてみれば、最近は、公園でキャッチボールをしている子どもたちの姿をみかけることも、少なくなった気がするな。
今回の調査では、子どもたちにアンケートも行っている。
聞いたのは、「小さいころ、体を動かす遊びをしていた」かどうか。
この質問に対する答えと、各種目の合計点を見てみると・・・
「行っていなかった」・・・47.6点
「いつも同じ内容で行っていた」・・・53.8点
「いろいろな内容で行っていた」・・・54.6点
行ってこなかった子は、やはり点数も低い。
行った子は点数が高いけど、ひとつだけではなく、いろいろな内容の遊びをしていた子の方が、点数が高い。
なるほど、小さいころから、いろいろな内容で体を動かす遊びをしていると、体をしっかりときたえることができるんだね。
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Posted by RAKUTO豊田校
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