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2014年09月24日 06:00  学び~理科学び~社会

イグノーベル賞って??

バナナの皮、なぜ滑る 北里大教授らがイグ・ノーベル賞 朝日新聞

ノーベル賞だって!
日本人が、また、ノーベル賞を受賞だ!!
これは、すごいね。

研究テーマは、「バナナの皮をふむと、すべる」こと。
むむ!
なにやら、変わったテーマだね。

今回、一緒に受賞した人たちのテーマを見てみると・・・
「トーストのこげ目がキリストの顔に見える脳のしくみ」
「犬が地球の磁気(じき)をかんじて、南北方向をむいてうんちをすることを発見」

・・・

なんか、変なテーマがならんでいるぞ。
これって、本当にノーベル賞??

・・・て、よく見たら、ノーベル賞ではなく、イグノーベル賞だってさ。
イグノーベル賞って、どんな賞なの?




・・・

イグノーベル賞を運営するのは、サイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』と、その雑誌をかいているマーク・エイブラハムズさん。

賞をおくられるのは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」。
研究の内容が正しいかどうかは関係なく、とにかく面白ければOK。

授賞式は、毎年10月。
アメリカのハーバード大学で行われる。

ノーベル賞の受賞式では、最初にスウェーデン王室に敬意(けいい)をはらう。
一方で、イグノーベル賞では、スウェーデン風ミートボールに敬意をはらう。
面白いね。

授賞式では、賞をもらった人がスピーチを行う。
このスピーチが、また、変わっている。

スピーチでは、制限時間内に、会場のみんなから笑いをとらなければならない。
また、スピーチ会場には、ぬいぐるみをかかえた8才の女の子が登場。
彼女は、スピーチ中、「たいくつ、たいくつ}とさわぎたてる。
スピーチを続けたい人は、彼女におくり物をして、ごきげんをとらないといけない。

さらに。
スピーチをしている人にたいしては、、つねに会場から紙飛行機が投げ続けられる。
その紙飛行機をそうじするのは、ハーバード大学のロイ・グラウバーという、とてもえらい先生だ。

一度だけ、ロイ・グラウバーさんが、そうじできなかった年がある。
2005年のことだ。
この年、ロイ・グラウバーさんは、本物のノーベル賞を受賞して、その授賞式に参加するために、そうじできなかったんだって。
このエピソードも、なかなか面白い!


イグノーベル賞、なんとも面白い賞だね。

今回、日本からこの賞をもらったのは、
北里大学の馬渕清資(まぶちきよし)先生。

バナナの皮で人がすべってころぶ。
マンガなどでよくあるシーンだ。
馬淵先生は、バナナの皮が、どのくらいすべるのかを研究したんだ。

たくさんのバナナの皮をかってきて、すべりやすさを測る機械で実験。
その結果、皮の内側を下にしてふみつけると、何もないときの6倍すべることがわかったんだって。
面白い研究だね。


写真は、バナナの木。ウィキペディアより。

みんなも、何か面白い研究を考えてみて。
ひょっとしたら、受賞できるかも!

イグノーベル賞って??





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