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もののしくみ研究室

2011年08月06日 07:47  学び~理科

なぜ黒く?~大島泥染め

昨日のコロコロカーニバルでは、ハンカチを使って、子ども達に大島の泥染めを体験してもらいました。
今回用意したのは・・・

<シャリンバイ(テーチ木)溶液>
シャリンバイを砕いてできたチップを2~3日煮込み、さらに数日間発酵させてつくった溶液。

<石灰水>
石灰を水に溶かしたもの。

<泥>
奄美大島の田んぼの泥。鉄分が豊富。


さて、いよいよ作業です。

まずは、絞り模様を作るための、くくり作業。
輪ゴムでくくったところが、染まらずに白く残ります!





次に、シャリンバイ溶液で染色。
ぐいぐいと液をハンカチに押し込むように!
たまに、石灰水につけこんで、染めを落ち着かせます。
この工程で、タンニンという成分が、しっかりハンカチにしみこみ、茶褐色に!





最後に、メインの泥染め。
泥の中の鉄分とタンニンが化学反応を起こして、色が黒っぽく変化する!
これぞ、大島独特、天然で作った黒!
といっても、今回は子どもが数回の作業で染めただけなので、ちょっと薄いグレー。
着物の糸を染める時は、シャリンバイで20回くらい、泥で3回くらい、それを何回も繰り返して、黒く染めていきます。





さ、これが、できあがったハンカチ!
素敵!





今回使用したシャリンバイの溶液や泥は、奄美大島の田端織物さんにお願いして、ポリタンクに詰めて送ってもらいました!
田端織物の児玉社長さん、本当にありがとうございました!

この泥染め、泥の黒っぽい色が染み込むわけではなく、泥はあくまで触媒なんですね。
昔の人は、よくこんなことを考えたものですね。
やってみたらうまくいったっていうこともあるかもしれませんが、それを1300年も続けるというのは、すごいことだと思います。

「コロコロカーニバル!」
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=280706



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