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もののしくみ研究室

2011年08月14日 09:28  学び~マインドマップ

子どもの作文とマインドマップ(再掲)

うちの長女が去年書いた作文を見てて思ったこと。

「いつ」「どこで」「何をした」「私は・・・と思った」。
そんな感じで、きっちりとまとめられてます。
当時教室に張り出してあったこの作文、どの子もみんな同じ内容。
違うのは、「・・・」の部分だけ。


この作文の目的は、以下のふたつのうち、どちらにあったのでしょうか?

①論理的に筋立てして文章として表現すること
②自分が思ったことを楽しく表現する

目的が①なら悪くないが、②なら、目的は果たされていないという気がします。


ところで、子どもの脳が、どのくらいの年齢でどうやって発達していくか、ご存知ですか?

小さい子は、右脳偏重です。
右脳は、おおむね6歳くらいまでで8割方できあがります。
右脳教育は幼児のうちから・・・というのは間違ってないですね。

一方で、左脳、つまり論理的な思考能力が育ち始めるのは9歳以降です。
学年で行くと3年生の半ばあたりから、飛躍的に伸び始めます。

先ほどの作文のお話ですが、目的が①ならばそれを経験するっていう意味ではよいと思います。ただし、脳の発達段階を考えると、自力でできないのは当たり前で、先生が手取り足取り教える必要があります。だから、みんな同じ文章になるんですね。

目的が②ならば。
文章で表現するのは、無理があります。
絵にする、会話から単語を引き出すなどなど。
低学年の子は右脳偏重、とにかくイメージですから、それをうまく引き出してあげる必要があります。
文章にする必要はありません。
イメージを文章にするのって、大人でも難しいのです。

そこで、マインドマップ。

イメージと単語で表現されるマインドマップは、左脳が十分に発達していない子どもが自分を表現するのに最適なツールです。
字や文を書くのが苦手な子も、マインドマップならOK。
かき始めはいやいやでも、かいてるうちに楽しくなってきて、発想がどんどん広がっていく。こどものクリエイティビティが、いかんなく発揮されます。

そして。

一度マインドマップにかいちゃえば、それを文章にするのは案外簡単なんです。

そもそも人間の脳は、発想することとまとめることを同時にはできない仕組みになっています。
楽しく発想しながら、それを文章にまとめる。
これは、子どもにとっても大人にとっても、脳科学的にはとても無理がある仕事なんですね。
いつしか作文ぎらいになってしまう子は、こうした無理な仕事に嫌気がさしたんじゃないでしょうか?

マインドマップで先に発想して、後から文章にまとめる。
こうしてやれば、子どもの作文も、飛躍的に楽しいものになります。





塾生がかいた創作文のマインドマップ



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