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2013年03月13日 06:00 学び~社会
ヒラメの運び方!?
ヒラメ水なし生存 デーリー東北
ぼくの第二のふるさと青森県から、素敵なニュースが!
なんでも、八戸市(はちのへし)の高校生たちが、すごい発見をしたらしい。
いったい、どんな発見なんだろう?
・・・
太平洋に面した、八戸市。
南からやってくるあたたかい日本海流と、北からやってくるつめたい千島海流がどんとぶつかる潮目(しおめ)からも、ほど近い。
ということで、漁業がさかん。
八戸港は、昭和40年頃には、日本で一番魚がとれる港だったんだ。
しかし、最近は、イワシやサバの数が減ってしまい、以前のようにはとれないらしい。
それでも平成23年の水揚げ高(みずあげだか)は、12万1500トンで、日本で7位。
そして、イカの水揚げ高は、日本一。
日本有数の漁港であることには、かわりがないね。
そんな八戸港。
イカ、サバを中心に、いろいろな魚がとれる。
ヒラメも、そのひとつ。
実をいうと、青森県は、天然ヒラメの水揚げ高も日本一。
ところで、みんなは、ヒラメを食べたことがある?
とてもおいしい、高級な魚。
できることなら、おいしく食べたい。
生きたままのヒラメをさばいたものが、なんといっても一番おいしい。
ところが、魚の多くは、東京など、遠くの都会まで運ばなければならない。
そんなに遠くまで、生きたまま運ぶことは、簡単ではない。
トラックに、たくさんの海水を入れて、そこで泳がせながら運ぶんだ。
お金もかかるし、一度に運べる量にも、限度がある。
だから、八戸のヒラメが東京で売られる時には、値段が高くなってしまう。
泳がせながら運ぶといっても、せまいトラックの中なので、鮮度も落ちてしまう。
もっと安く、しかも鮮度を落とさずに運ぶことができれば、たくさんの人に八戸のヒラメを食べてもらうことができるんだけど。
何か、よい方法はないものか?
そこで、立ち上がったのが、八戸水産高校の生徒たち。
研究チームを作り、ヒラメを運ぶ方法を研究した。
その結果。
ヒラメを冬眠状態にして、水なしでそのまま運ぶことに成功したんだ。
水温をゆっくり低くすると、ヒラメは「あれ?冬がきたのか?」とカン違いして冬眠しだす。
冬眠状態になったヒラメを、発砲スチロールの箱に入れて、東京へ運ぶ。
東京についたら、冬眠からさめてもらって、元通りのピチピチのヒラメに。
ざっと、そんな、方法だ。
この方法だと、大量の海水もいらないし、一度にたくさんのヒラメを運ぶことができる。
さらに!
この方法で運んだヒラメを調べてみたところ、いままでの運び方よりも、うまみ成分や鮮度が高いことがわかった。
安くて、おいしい!
すごい!
最高の方法が見つかった!!
研究に参加した生徒さんによると、「冬眠中のヒラメが、目を覚まさないように工夫するのが大変だった」とのこと。
冬眠状態で運ぶのは、そんなに簡単ではないんだね。
やはり、難しい研究だったんだ。
この研究成果は、無水生存技術(むすいせいおんぎじゅつ)として、特許申請(とっきょしんせい)したんだって。
運ぶための箱を改良したりと、実用化には、まだ時間がかかりそう。
はやく、安くておいしいヒラメが食べられるようになるといいね。
がんばれ、八戸水産高校のみんな!
写真は、八戸港の様子。八戸みなと漁業協同組合のサイト(リンク)より。
http://www.jf-hachinohe-m.or.jp/
・:*:・゚☆ RAKUTO d(*⌒▽⌒*)b TOYOTA 。・:*:・゚☆
<過去のブログは、こちらから>
http://www.shikoujyuku.jp/tusin.html
♪♪♪ うたって覚える、理科社会 ♪♪♪
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説明会、無料体験授業、常時受付中!
<説明会のご案内>
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=578294
<無料体験授業のご案内>
http://www.rakuto-toyota.jp/?entry_id=578293
<講師アルバイト募集中>
子供大好きの主婦の方、学生さん。
お気軽に、ご連絡ください。
フリーコール:0800-111-3415
<東京> 自由ヶ丘校/ひばりヶ丘校/府中校
<兵庫> 三田校
http://www.rakutojp.com/index.html
<大阪>
天王寺校 http://www.kansai-rakuto.jp/
箕面校 http://www.rakuto-minoh.com/
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なんでも、八戸市(はちのへし)の高校生たちが、すごい発見をしたらしい。
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・・・
太平洋に面した、八戸市。
南からやってくるあたたかい日本海流と、北からやってくるつめたい千島海流がどんとぶつかる潮目(しおめ)からも、ほど近い。
ということで、漁業がさかん。
八戸港は、昭和40年頃には、日本で一番魚がとれる港だったんだ。
しかし、最近は、イワシやサバの数が減ってしまい、以前のようにはとれないらしい。
それでも平成23年の水揚げ高(みずあげだか)は、12万1500トンで、日本で7位。
そして、イカの水揚げ高は、日本一。
日本有数の漁港であることには、かわりがないね。
そんな八戸港。
イカ、サバを中心に、いろいろな魚がとれる。
ヒラメも、そのひとつ。
実をいうと、青森県は、天然ヒラメの水揚げ高も日本一。
ところで、みんなは、ヒラメを食べたことがある?
とてもおいしい、高級な魚。
できることなら、おいしく食べたい。
生きたままのヒラメをさばいたものが、なんといっても一番おいしい。
ところが、魚の多くは、東京など、遠くの都会まで運ばなければならない。
そんなに遠くまで、生きたまま運ぶことは、簡単ではない。
トラックに、たくさんの海水を入れて、そこで泳がせながら運ぶんだ。
お金もかかるし、一度に運べる量にも、限度がある。
だから、八戸のヒラメが東京で売られる時には、値段が高くなってしまう。
泳がせながら運ぶといっても、せまいトラックの中なので、鮮度も落ちてしまう。
もっと安く、しかも鮮度を落とさずに運ぶことができれば、たくさんの人に八戸のヒラメを食べてもらうことができるんだけど。
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その結果。
ヒラメを冬眠状態にして、水なしでそのまま運ぶことに成功したんだ。
水温をゆっくり低くすると、ヒラメは「あれ?冬がきたのか?」とカン違いして冬眠しだす。
冬眠状態になったヒラメを、発砲スチロールの箱に入れて、東京へ運ぶ。
東京についたら、冬眠からさめてもらって、元通りのピチピチのヒラメに。
ざっと、そんな、方法だ。
この方法だと、大量の海水もいらないし、一度にたくさんのヒラメを運ぶことができる。
さらに!
この方法で運んだヒラメを調べてみたところ、いままでの運び方よりも、うまみ成分や鮮度が高いことがわかった。
安くて、おいしい!
すごい!
最高の方法が見つかった!!
研究に参加した生徒さんによると、「冬眠中のヒラメが、目を覚まさないように工夫するのが大変だった」とのこと。
冬眠状態で運ぶのは、そんなに簡単ではないんだね。
やはり、難しい研究だったんだ。
この研究成果は、無水生存技術(むすいせいおんぎじゅつ)として、特許申請(とっきょしんせい)したんだって。
運ぶための箱を改良したりと、実用化には、まだ時間がかかりそう。
はやく、安くておいしいヒラメが食べられるようになるといいね。
がんばれ、八戸水産高校のみんな!
写真は、八戸港の様子。八戸みなと漁業協同組合のサイト(リンク)より。
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Posted by RAKUTO豊田校
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