小惑星の捕まえ方！？

今年の２月１５日、ロシアに隕石が落ちた事件を覚えている？

「ロシアに隕石！？」
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地球の回りには、隕石や小惑星が結構たくさんある。
なかには、地球に衝突してもおかしくないものも。

ロシアに落ちた、小さな隕石でも、あれだけの被害が出た。
もっと大きな小惑星がぶつかってきたら、いったいどうなるんだろう？

できることなら、ぶつかる前になんとかしたい。
ミサイルで、ぶっこわしてしまうとか。
でも、今の技術では、それはちょっと難しい。


そこで、今回のニュース。

小惑星を×××で捕獲、移動させる計画…ＮＡＳＡ　朝日新聞


アメリカのＮＡＳＡは、小惑星の調査を行う目的で、なんとも大胆な方法を考え出した。

小惑星の近くまで無人の宇宙船を飛ばして、小惑星そのものをつかまえちゃう！

今回は、小惑星の岩などを持ち帰って調査することが目的。
だけど、うまく小惑星を捕まえることができれば。
そう、地球にぶつかりそうな小惑星をつかまえて、別の方向に向きを変えることもできそうだ。


でもでも。

小惑星って、結構なスピードで動いているんだよね。

２月に地球に近づいてきた小惑星は、時速２万８０００キロメートルだった。
めちゃくちゃ速い！

そんな速いものを、いったいどうやってつかまえるんだろう？

みんなだったら、どんな方法を考える？
トンボみたいに速いスピードで飛ぶ虫をつかまえることを、想像してごらん。

目の前に、ものすごいスピードでトンボが飛び回っている。
さあ、どうやってつかまえる？


・・・


トンボならば・・・虫取りアミだよね。

ＮＡＳＡが考えた方法は、ふくろ。

やわらかくて大きなふくろを、虫取りアミみたいにひろげ
て、小惑星をつかまえちゃう。

すごい！


今回の計画は、あくまで小惑星の調査が目的。

ふくろで小惑星をつかまえて、破片を持ち帰る。
そして、それを調査する。

ＮＡＳＡは、２０２１年頃を目指して、計画を進める予定。
うまくいけば、宇宙に存在する資源を開発できるかもしれない。


そして。

同じ方法で、地球にぶつかりそうな小惑星の向きを、変えることができるかもしれない。

すごいぞ、ＮＡＳＡ！
がんばれ、ＮＡＳＡ！！


写真は、小惑星をつかまえる時の想像図。ＮＡＳＡ公式ページ（リンク）より。
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid_initiative.html





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