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もののしくみ研究室

2016年10月29日 06:00  学び~脳科学

うそをつく~どきどきするのは最初だけ?

みんなは、うそをついたことがある?
小さなうそくらいならば、たいていの人がついたことがあると思うんだけど、どうだろう?

うそをついた時、どんな気持ちになった?
覚えてる?



・・・



うそをつくと、みんなの脳(のう)の中にある、偏桃体(へんとうたい)と呼ばれる場所が、どきどきどきと動き出すんだ。
偏桃体は、みんなの感情にかかわる大切な場所。
そこが、どきどきしてるということは、みんながうそをついたことで、とってもどきどきしているということだ。

朝日新聞の記事によると、うそをくりかえしつくことで、偏桃体がどきどきすることが少なくなるらしい。

『ウソはつくほど慣れる』 朝日新聞


イギリスのロンドン大学。
ここの研究チームが、ある実験を行った。

実験は、2人一組で行うもの。
用意された画面には、お金が入ったビンの画像が表示される。

ひとりは、何も見ずに、いくらお金が入っているかを予想する。
もうひとりは、画面を見ながら、いくら入っているかを、予想する人にアドバイスする。

画面を見たひとがふつうに金額を伝えれば、いつでも予想は大当たり・・・のはずが、ここに、わざと予想をはずれさせる仕組みが・・・。
この実験では、予想がはずれた場合、はずれた金額が大きいほど、画像を見てアドバイスした人が、たくさんのお金をもらえるようにしたんだ。

これでは、アドバイスする人が、正直に金額を伝えるはずがない。
はずれればはずれるほど、たくさんのお金がもらえるんだから。

研究チームの人たちは、こんな実験をしながら、アドバイスする人の、脳の偏桃体の動きを調べた。
すると・・・

最初のうちは、うそをつくたびにどきどきしていた偏桃体。
うそをつき続けるうちに、だんだんどきどきしなくなったらしい。

つまり、はじめてうそをついたときは、とてもどきどきするんだけど、うそをつき続けるうちに、うそに慣れてしまい、どきどきしなくなるということだ。
研究チームによると、「においをかぎ続けるうちと慣れてきて、感じなくなる。」のと同じことらしい。

小さなうそをつき続けると、いつか、大きなうそも平気でついてしまうようになる。
これは、こわいね。
みんなも、気を付けよう。

写真は、偏桃体。ウィキペディアより。
集中したい時、「頭の真ん中らへん、目のぐっと奥の方に、小さな偏桃体があるんだ」と意識すると、とても集中できるよ。




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2016年10月14日 06:00  学び~脳科学

ほめちゃうぞ!(再掲)

RAKUTO豊田校は、平成28年10月10日(月)~10月15日(土)まで、講師研修ウィークで、通常レッスンはお休み。
ブログは、過去記事を再掲します。

われらが豊田市では、今週末から、拳母祭り(ころもまつり)。
楽しみにしている子が、たくさんいるよ。
ということで、今回は、「祭り」というキーワードで、むかしの記事を探してみたよ。

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「褒めれば上達」科学が証明=教育、リハビリに応用も―生理研 時事通信


「ほめれば上達」だって。

何かに取り組むときに、ほめられると、うまくできるようになるってことか。


みんなは、ほめられるの、好き?
そりゃ、好きだよね。
しかられるより、ずっといい。

勉強だってスポーツだって、きちんとがんばったところをほめてもらえれば、そりゃうれしいし、やる気もでるよね。

やる気がでるから、結果もよくなる。

「ほめれば上達」って、そういうことなのかな?


愛知県岡崎市。

ここに、生理学研究所(せいりがくけんきゅうじょ)というところがある。

「ほめれば上達」するということを、科学的に証明したい。
この研究所では、そんな目的で、実験を行った。


右利きの大人の人48人に集まってもらい、パソコンのキーボードを、決められた順序で打ってもらう。

ただし、使うのは、左手。

普段使わない方の手だから、なかなか上手に打てない。
30秒間を12回、早く正確に打てるようにがんばってもらった。

1日目は、練習。
3つのグループにかわれて、練習に取り組んだ。

ひとつめのグループ。
うまくいこうが、失敗しようが、とにかくほめる。
そして、練習中に自分がほめられている映像をみてもらう。

ふたつめのグループ。
練習の後、他人がほめられている映像を見てもらう。

3つめのグループ。
成績のグラフを見せるだけ。


そして、次の日。
もういちど、同じことをしてもらう。

さて。
一番成績があがったのは、どのグループだろう?
みんなは、どう思う?


・・・


答えは、ひとつめのグループ。

ほかのグループも、2回目とあって、成績は14パーセントアップ。
それに対して、ひとつめのグループは・・・

なんと20パーセントアップ!

なるほど、ほめられると上達するということが、よくわかった。

この結果は、アメリカの科学誌に記事としてのったんだ。
教育やリハビリの場面で役に立つのではないかといわれている。


みんなも、ほめられるとうれしいね。
だから、がんばれる。

でも、ほんとの目的は、ほめられることじゃない。
ほめられるために何かをがんばるのではなく、がんばった結果ほめてもらえるってこと。

ほめられるのに慣れてしまうと、「ほめられるために、がんばろう」とかんちがいしてしまう子も多いんだ。
そうすると、ほめてもらえないときに、ちょっと悲しい思いをしなきゃいけない。

がんばるのは、自分のため。
それをまちがえないようにしようね。


写真は、挙母祭りでの一幕。
山車の曳き入れを終わって、休憩中の子ども達。
がんばって山車をひいた子ども達。
この日ばかりは、地域の大人全員からほめてもらえます。





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2016年10月08日 06:00  学び~脳科学

「だれ」記憶する脳の領域~好きな人が好きになってくれるかも!?

『「だれ」記憶する脳の領域発見』 朝日新聞

勉強だったり、旅行の思い出だったり、みんなは、たくさんのことを記憶(きおく)、つまりおぼえているよね。
いろいろなことを記憶できるのは、みんなの頭の中にある脳ががんばってくれているおかげだ。

その脳の中をくわしく調べてみると、「いつ」とか「どこで」など、おぼえる内容によって、がんばってくれる場所がちがうらしい。
「いつ、どこで、どうした」という内容をおぼえる時にがんばってくれる脳の場所は、いろいろな研究で、すでにわかっていた。

しかし、「だれ」、つまりほかの人のことをおぼえる時にがんばってくれている場所は、まだ見つかっていなかったんだ。
それを、日本の理化学研究所(りかがくけんきゅうじょ)の研究チームが、見つけたらしいよ。


研究チームの人たちは、マウス、つまりネズミをつかって、いろいろな実験を行った。
その結果、マウスがよく知っている相手に近づいたとき、脳の中にある海馬(かいば)とよばれる部分のおなかにあたるところの脳細胞が、がんばっていることがわかった。

マウスは、長い時間あっていないと、相手のことを忘れてしまう。
しかし、今回見つかった脳の場所に青い光を当ててあげると。

あら、ふしぎ。
マウスは、忘れてしまった相手のことを思い出したんだって。


面白いのはここから。
この脳の場所をうまく使うと、他の人のことを好きにさせたりきらいにさせたりすることもできるらしい。

まずは、あるマウスが、他のマウスのことを覚えた時にがんばっていた脳細胞に刺激(しげき)を与えて、もう一回がんばらせる。
その時に、マウスがきらいな電気ショックを一緒にあたえると・・・
マウスは、そのマウスのことを、きらいになっちゃう。

ぎゃくに、エサなどマウスがよろこぶものを一緒にあたえると・・・
こちらは、相手のマウスのことを好きになってしまうんだ。

研究チームの奥山さんによると、「特定の相手を、好きにもきらいにもできるようになった」とのこと。

今回は、マウスによる実験だったけど、人間でも、同じようなことができるのかな?
もしもできたとしたら・・・

いつもケンカばかりしている人たちを、仲直りさせることができるかもしれないね。
気になる人に、自分のことを好きになってもらうなんてこともできそうだ。
みんなは、だれに好きになってもらいたい?

写真は、我が家の仲良しコンビ。たまに、ケンカしてます(^-^;




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2016年08月01日 06:00  学び~脳科学

一流のスポーツ選手たち~目の付け所は・・・?

『目の付けどころ 一流の証し』 朝日新聞

みんなは、プロ野球を見たことある?
プロ野球のピッチャーともなると、時速150キロメートルを超えるスピードのボールを投げる選手もたくさんいる。

時速150キロメートルって、みんな想像できる?
1時間に150キロメートル進むスピードだ。

高速道路を走る車のスピードが、時速100キロメートルくらい。
プロ野球のピッチャーが投げるボールは、それよりもぐんと速い。

1時間に150キロメートルということは、1秒間におよそ42メートル進むことになる。
プロ野球では、ピッチャーが投げるマウンドから、バッターがかまえる打席までは、18.44メートル。
時速150キロメートルで投げられたボールは、その0.4~0.5秒後には、バッターの手元を通り過ぎる。

バッターは、それを打ち返さなくてはいけない。
プロ野球のバッターって、よっぽど目がいいんだろうね。
じゃないと、こんなスピードのボールを、目で追うことなんてできないはずだ。


ところが。

ある研究によると、目でものを追うときに、人間の目は、1秒間に100度くらししか動かすことができないらしい。

ピッチャーの方を見ていて、そこから投げられたボールを目でおっていけば、だいたい100度近く動かさなければならない。
それに1秒もかかっていたら、0.5秒後に通り過ぎるボールを目で追うなんてことは、できないということになる。

さらに、目で見たもの、「見えた!」と脳が感じるまでには、0.00何秒かの時間が必要。
これでは、バッターが時速150キロメートルのボールを目で追うことは、できるはずがない。


じゃあ、バッターは、どうやってボールを打ち返しているんだろう?


・・・


朝日新聞の記事によると、「一流打者は、ボールを手元で見るために、ボールから目をはなしている。」らしい。

ボールがピッチャーの手元をはなれたその瞬間。
すでに、バッターは、ボールから目をはなしている。
じっと、ボールを見続けているというわけではないらしい。

では、いったい、どうやってボールをとらえているのか。
一流のバッターは、ボールがピッチャーの手元をはなれたときに、ボールが手元に届いたときの位置を予想し、脳の中に、イメージをつくりだしているんだって。
未来のボールの位置を予想して、バットを振っているということだ。


中心視(ちゅうしんし)と、周辺視(しゅうへんし)という言葉がある。

人間の目がものをとらえる時に、それをじっと見つめるのが、中心視。
中心視でものをとらえると、それ以外のものの動きには、なかなか気が付くことができない。

一方で、ものの周りの広いはんいを、なんとなくぼやーととらえているのが、周辺視。
そして、一流のスポーツ選手は、中心視ではなく、周辺視でものをとらえている。

プロ野球のバッターの場合、ボールをじっとみつめるのではなく、ピッチャーのひじなどを見て、ボールの動きは周辺視でとらえる。
サッカーも同じで、ボールをじっと見つめるのではなく、相手のひざなどを見て、ボールは周辺視でとらえる。
一流のスポーツ選手は、そうやって周辺視を活用しているらしい。


もうすぐ、ブラジルでオリンピックが開幕するよね。
一流選手たちが、どこをみて競技をしているのか。
そんな見方をしても、面白いかもね。

写真は、バッターがボールをとらえた瞬間。ウィキペディアより。




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2016年05月09日 06:00  学び~脳科学

赤ちゃんも身を守る術~いったいどんな術?

『赤ちゃんも身を守る術』 朝日新聞

野生のチンパンジーは、群れ(むれ)、つまりグループを作ってくらしているよ。
オスのチンパンジーたちは、群れの仲間が危険な目に合うことのないように、周りをパトロールする。
そして、敵に出会うと・・・と、ここで、想像タイム。

パトロール中の、オスのチンパンジーたち。
敵に出会ったとき、その相手と戦う場合もあれば、戦わない場合もあるらしい。
敵なので、戦わないと仲間が危険な目にあってしまうかもしれないのに、戦わない。
それって、いったいどんな時なんだろう?



・・・



チンパンジーは、いっしょにいる仲間の数で、その戦いに勝てるかどうかを見きわめる。
自分がたくさんの仲間といっしょにいる時は、「これは、勝てるな。」と思って、戦いをはじめる。
一方で、敵の方が数が多い場合、「こりゃ、負けるかも。」として、戦わずにすましちゃうんだって。


さて、ここでもう一度、想像タイム。
今度は、チンパンジーではなくて、人間の話だよ。

みんなの右がわ、ずーっと向こうの方に、たくさんの人が集まっている。
どうも、どこかの仲良しグループだと思われる。

今度は、みんなの左がわ、ずーっと向こうの方に、やはり仲良しグループが。
でも、こちらは、ほんの数人。
右側のグループとくらべると、ずっと小さな仲良しグループだ。

ふと気が付くと、右の大きなグループから、人がひとり歩き出し、こちらの方へやってくる。
一方で、左の小さなグループからも、人がひとり歩き出して、やはりこちらの方へやってくる。

みんなの目の前は、とてもせまい道。
このままだと、ふたりが目の前あたりでぶつかっちゃう。
どちらかが、道をゆずらないといけない。

さて、道をゆずるのは、どちらの人だと思う?
右の大きなグループからやってきた人?
それとも、左の小さなグループからやってきた人?
みんなは、どう思う?



・・・



実は、これ、カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究チームの人たちが、ある実験に用いたできごとなんだ。
実験で知りたいのは、人間も、チンパンジーみたいに、グループの数の多さによって、身の守り方を変えるかどうか。
チンパンジーが、数の多い相手と戦わなかったように、人間も数が多い相手とは戦わないようにするんじゃないか。
それを確かめるための実験だ。

まずは、たくさんの人に、さきほどのできごとをおさめた映像を見てもらう。
右の大きなグループから歩いてくる人と、左の小さなグループから歩いてくる人。
どちらが道をゆずるかを予想してもらう。

人間が、チンパンジーと同じように、グループの数をみて身の守り方を決めるとしたら、多くの人が「右側の小さなグループから歩いてくる人が道をゆずるはず。だって、グループ弱そうだし。ケンカになったら負けちゃうよね。」と予想するはず。


では、さっそく実験だ。
実験に参加するのは、うまれて6か月しかたっていない赤ちゃん48人。

大人だと、「いくら相手の方が人数が多くても、ここは戦わなきゃ!」とか、いろいろなことを考えてしまう。
実験でたしかめたいのは、人間の生き物としての本能だ。
となれば、赤ちゃんの方が、よくわかるはず。

・・・って、赤ちゃんに「どっちの人がよけると思う?」なんて聞いても、わかるはずないよね。


そこで、研究チームでは、赤ちゃんたちに、2種類のビデオを見てもらったんだって。

ひとつは、左の人数の少ないグループから来た人が、道をゆずるビデオ。
もうひとつは、右の人数の多いグループから来た人が、道をゆずるビデオ。

それぞれのビデオを見た赤ちゃんたち。
ふたつ目の、右の人数の多いグループから来た人が、道をゆずるビデオを見た時、じっと画面をみつめていた。
もうひとつのビデオにくらべると、およそ4秒も長くみつめていたんだって。

研究チームの人によると、数の多いグループの人が道をゆずるのが、赤ちゃんにとって予想外だったからとのこと。
赤ちゃんでも、数の多いグループの方が強いって、本能的にわかっているんだって。

写真は、生まれて6か月の赤ちゃん。うちの長女だよ。
人間にも、チンパンジーのような本能が、生まれながらにそなわっているんだね。
びっくり。





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2016年03月09日 06:00  学び~脳科学

動体視力をきたえよう~どんな方法があるの?

『中日・亀沢、動体視力鍛える眼鏡着用 定着狙い守備練習』 朝日新聞

朝日新聞の記事によると、プロ野球の選手が、動体視力(どうたいしりょく)を高めようと、ちょっと変わったトレーニングをしているらしいよ。
動体視力って、いったい何?

まずは、漢字を見て、想像してみてね。
「動体」ということは、動く物体ってことかな?
動く物体と視力。
いったい、どんな関係があるんだろう?



・・・



動体視力とは、ものの動きを目でとらえる力のこと。

たとえば、だれかが向こうからボールを投げたとしよう。
そのボールの動きをしっかりととらえることができれば、よけるのも簡単。
うまくいけば、うけとることだってできる。
このボールの動きをとらえる力が、動体視力だ。

目の検査ではかる視力とは、まったくのべつのものだ。
大リーグのイチロー選手。
彼の視力は、0.4。
それなのに、あれだけの大かつやくができるのは、動体視力がばつぐんに良いからだ。

動体視力が役に立つのは、スポーツの時だけではない。
ふだんの生活の中でも、とても役に立つ。

たとえば、街の中を歩いている時。
車や自転車の動きをしっかりとらえることができれば、より安全に歩くことができる。
反対向きに歩いてくる人とぶつかりそうになっちゃたりすることも、少なくなるはず。


そんな動体視力をきたえようと思うと、いったいどんな方法があるんだろう?
みんなも、ちょっと想像してみて。
動体視力、つまりものの動きをとらえる力をのばそうと思ったら、どんなトレーニングをすればいいと思う?



・・・



それでは、動体視力をきたえるトレーニングを紹介するね。

まずは、目の動き。
ものの動きをとらえるためには、目の玉を、すばやく動かさなければならない。
だから、目の筋肉をきたえよう。

それから、脳。
目でとらえたできごとを、脳が「こんなことがおきたから、こうしよう!」と、すばやく判断しなければならない。
その判断のスピードをあげるためには、直観力をきたえる必要がある。


・・・と、むずかしいことはここまでにして、具体的にどんなトレーニングをすればいいのか、みていこう。

みんなは、車や電車にのること、あるよね。
そんな時こそ、動体視力をきたえるチャンスだ。

車や電車が走っている時、窓から横をながめながら、通り過ぎる電柱の数を数えてみよう。
電柱を数えるのが、簡単にできるようになったら、次は、反対側を走る車の、ナンバープレートをよみとろう。
電車ならば、すれちがう電車に乗っている人の数を数えてみるといい。

お次は、学校やおうちなどで、気楽にできるトレーニング。
まずは、人差し指を目の前にたててみよう。
そうしたら、指を前後左右に動かして、その動きを目でおってみよう。
こうした運動を、毎日2~3分もやっていれば、いつの間にか動体視力がアップしているはずだよ。

ところで、記事にあったプロ野球の選手は、いったいどんなトレーニングをしているのだろう?



・・・



中日ドラゴンズの亀沢(かめざわ)選手は、メガネを使ってトレーニングをしているんだって。
もちろん、ただのメガネではない。
このメガネは、1秒間に5回から150回くらいパシャパシャとてんめつして、わざと選手のじゃまをする。
選手から見ると、ストロボでてらされたように見えるらしい。

ストロボでぱしゃぱしゃてらされると、ものの動きはカクカクカクっていう感じに見える。
ストロボ効果っていうんだけど、これが動体視力をきたえるのに、とても役立つんだって。


プロの選手のように、道具を使ってというわけにはいかないけど、さっき紹介したような簡単な方法で、みんなも動体視力をきたえてみよう。
うまくいけば、「ぼくって、運動神経(うんどうしんけい)がよくなったかも!」って実感できるよ。

写真は、動体視力を鍛えてくれる、「ビジョンアップ」というメガネ。
動体視力トレーニングメガネ専門店『 プライマリーショップ』(リンク)より。
http://primaryshop.jp/





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2015年12月28日 06:00  学び~脳科学

抱っこで安心!?(再掲)

RAKUTO豊田校は、平成27年12月28日(月)~平成28年1月5日(火)まで、補講や体験授業を除く通常業務を、お休みします。
電話は携帯電話に転送されますが、電話に出ることができない場合も想定されます。
どうぞ、ご承知おきください。
ブログは、過去記事の再掲します。

過去のブログ再掲シリーズ。
2015年の「今年の漢字」は、「安」。
安心安全の「安」だ。
ということで、今回は、「安心」というキーワードで、過去の記事を探してみたよ。

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抱っこで歩くと赤ちゃん安心 朝日新聞

抱っこで歩くと安心。
なるほど、それは当たり前だよね。

自分では何もできない赤ちゃんだもん。
お母さんに抱っこされているのが、一番安心できるよね。

これ、当たり前のことのようだけど、なにやらきちんとした理由があるらしいよ。


・・・


大泣きする赤ちゃん。
それをあやそうと、抱っこでゆらしてなだめるお母さん。
街の中で、よく見かける光景だよね。


赤ちゃんは、抱っこされると安心して、泣き止んだりする。
これは、人間だけではなく、哺乳類(ほにゅうるい)とよばれる生き物すべてに共通のこと。

ネズミの赤ちゃんは、お母さんが首をくわえて運ぶ。
運ばれている間、赤ちゃんはとてもリラックス。
声も出さず、ゆったりと気持ちよさそう。

人間の赤ちゃんも、一緒。
お母さんに抱かれると、とてもリラックスして、気持ちがよさそう。


理化学研究所(りかがくけんきゅうじょ)というところで、ある実験が行われた。

実験に参加したのは、人間のお母さんと赤ちゃん、12組。


まずは、お母さんが赤ちゃんを抱っこ。

抱っこしたまま、30秒間歩く。
次に、30秒間座る。

歩いたり座ったりを、何度かくりかえす。


こんな実験をしたところ・・・

歩いている間、赤ちゃんはあまり泣かなかった。
一方で、座っている時は、よく泣いた。
歩いている時の、10倍泣いたんだって。

さらに、ごそごそと手足を動かすことも、歩いている時はとても少ない。
つまり、とてもおとなしくしている。
一方で、座っている時は、ごそごそ動くことが多かった。
歩いている時の、5倍くらいごそごそと動いたんだって。

さらに、心臓が動くのも、歩いている時の方がゆったりとしていたらしい。

同じ抱っこでも、歩いている時の方が、泣くこともなくおとなしい。
とても、リラックスしているということだ。


ネズミも人間も、お母さんに運ばれている時が、一番リラックスする。
そしてこれには、きちんとした理由がある。


ネズミの場合。

お母さんネズミは、口に加えて運ぼうとすると、赤ちゃんは背中をまるめて、お母さんがくわえやすいように、協力する。
そして、運ばれている間は、とてもリラックスする。
おとないしから、運びやすい。


人間も同じ。

お母さんが抱っこして運んでいる時、あかちゃんはリラックス。
泣きもせず、おとなしくして、お母さんが運びやすいように協力してくれている。


理化学研究所の黒田さんによると、「自分で移動できない赤ちゃんは、親に運ばれている時はリラックスしておとなしくなり、親も助かる。」とのこと。

赤ちゃんって、すごい!
かわいい!

写真は、うちの三男と長女。
赤ちゃんは、泣いてばっかり。
でも、時には、親に協力してくれているんだね。




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2015年12月02日 06:00  学び~脳科学

幸せはお金で買える~それほんと?

今日は、いきなり想像タイム。

この世の中には、お金を払えば買うことができるものがたくさんあふれている。
その一方で、お金では買えない物もあるよね。

「お金では買えないもの」って、何がある?
ちょっと想像してみてね。
みんなは、何個思いつくことができるかな?



・・・



さて、どんなものが思いつかな?

「お金で買えないもの」として多くの人が思いつくのは、「命」とか「幸せ」。
これらは、確かにお金で買うことはできない。


ところが。
CNNのニュースによると、「幸せはお金で買える」らしいよ。


『「幸せはお金で買える」 ただし使い方次第 米研究』 CNN


アメリカにある、ハーバード大学。
CNNの記事によると、ここのビジネススクールの先生が、面白い研究結果を発表した。

それは、「幸せはお金で帰るかもしれない。」というもの。
ただし、どのくらい幸せになれるかは、「お金の使い方による。」らしい。

いったい、どんな研究結果なんだろう。
面白そうだよね。
早速記事の中を見てみよう・・・と、その前に。


もう一度、想像タイム。

もしも、宝くじがあたって、たくさんのお金を手にすることができたら・・・
みんなは、どんなことにお金を使う?
自由に、想像してみてね。



・・・



1.最新型のスマートフォンを買う。
2.ほしかったゲームを買う。
3.おいしいものを、おなかいっぱい食べる。
4.ぜいたくな旅行をする。
・・・

いろいろなものが思いついたよね。
この研究によると、こうしたいろいろなお金の使い方によって、どのくらい幸せになれるかが決まるらしい。

たとえば、今、例にあげた4つのお金の使い方。
どれが、一番幸せになれると思う?



・・・



研究では、たくさんの人を対象に、何にお金を使ったかを調べ上げた。

テレビやスマートフォン、パソコンなどを買った人。
レストランで友達と食事をしたり、家族で旅行にいった人。
いろいろな人がいたよ。
そして、これらの人が、そうやってお金を使った結果、どのくらい幸せを感じられているかを調べたんだ。

ものにお金を使った人、つまり、テレビやスマートフォン、パソコンなどを買った人は、買ったテレビやスマートフォンを、こわれるまで使い続けることができるよね。
一方で、レストランで友達と食事をしたり、家族で旅行にいくなど、体験にお金を使った人は、食事や旅行が終わってしまえば、何も残らない。


ここで、もう一度、想像タイム。

ものにお金を使った人。
体験にお金を使った人。

どちらが、よりたくさんの幸せを感じることができたと思う?



・・・



答えは、体験にお金を使った人。

ものにお金を使うのは、全てが幸せにつながるわけではない。
買う前には、「どれにしようかな?」とまよったり、買ったあとも「どうやって使うんだろう?」と悩んだりして、ストレスにつながることも多いんだって。
研究によると、こうしたストレスによって、幸せになれる度合いが、減ってしまうらしい。

一方で、食事や旅行などの体験にお金を使った人。
こちらは、その体験の前から「明日から、旅行だね。」とわくわくする。
そして、体験が終わった後も、「あの旅行、楽しかったね。」と、よい思い出としてずっと残り続ける。
それらが、人を幸せにしてくれるというわけだ。

みんなは、どう?
もしも、宝くじが当たったら。
いったい、何にお金を使う?


写真は、去年行ったUSJにて。
旅の思い出は、いいものだ(#^^#)




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2015年11月26日 06:00  学び~脳科学

脳で幸福度がわかる~みんなはどんな時が幸せ?

いきなり質問。

みんなにとって、「幸福」って何?
みんなは、どんな時に幸せだって感じる?
みんなの「幸福」にとって、絶対に必要なものは何?



・・・



人が「幸せだなぁ」と感じる時。
「幸せだなぁ」と感じるもの。
それは、人それぞれ。

「家族と一緒にいられる時が、一番幸せ」という子もいれば、「友達と遊んでいる時が一番幸せ」という子もいるだろう。
中には、「ゲームをやってる時が一番さ。」なんていう子もいるかもしれない。
だれが、何を「幸せ」と感じていて、「今どれくらい幸せだと思っているのか」なんて、その人に聞いてみないとわからないよね。

ところが、脳のある部分を調べると、その人の幸福度、つまり「今どれくらい幸せだと思っているのか」がわかるらしいよ。


『幸福度 右脳でわかる』 朝日新聞

人の幸福度なんて、その人に話を聞いてみないとわからない。
だから、たくさんの人の幸福度を調べようと思うと、アンケートでいろいろと質問してみるしか方法はなかった。

ところが。
そうした常識が、東京大学の佐藤先生たちの研究チームによる実験によって、くつがえった。

まずは、51人の学生さんたちに集まってもらう。
そして、MRIという装置をつかって、学生さんたちの脳を調べた。
さらに、学生さんたちに、自分の幸福度をアンケートで答えてもらった。

その結果、意外なことがわかった。
何がわかったかというと、自分のことを「幸せだなぁ」と感じている人ほど、右脳のある部分が大きくなっていること。

今回みつかった「右脳のある部分」は、脳の楔前部(けつぜんぶ)と呼ばれる場所にある。
楔前部は、思考や感情と強く結びついている。

つまり・・・
みんなが、「幸せだなぁ」とか「悲しいなぁ」とか感じる時。
「なぜだろう?」と考える時。
そんな時に反応するのが、楔前部だ。

研究チームによると、この楔前部が、人の幸福感を作り出ているかもしれないとのこと。
おもしろいね。

脳を調べることで、他人の幸福度がわかる。
他人の幸福度がわかることで、何かできることはあるのかな?
みんな、想像してみてね。


写真は、人の脳の構造。ウィキペディアより。

海外の研究では、瞑想(めいそう)することで、今回発見された場所が大きくなるということがわかったいるんだって。
ということは、瞑想することで、幸福度も増すのかな?

世の中には、心の病気にかかってしまい、できごと全てが自分にとって「悪いこと」に感じられる人もいる。
そういう病気を治すには、よい方法かもしれないね。
みんなも、ちょっとつらいことがあった時、そっと目をとじて、瞑想してみるのもいいかも。




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2015年06月29日 06:00  学び~脳科学

癒されて元気になる~いったいどんなビデオ?

最近、ユーチューブなどで、自分でとった動画を配信することがはやってるよね。
見てみると、ほんとにいろんな動画がある。
子どもやペットの動画なんかは、とてもかわいくて癒される(いやされる)よね。

そんな中、アメリカでは、あるビデオを見る事で、癒されて活力が高まる、つまり元気になることが証明されたらしいよ。

活力高まり前向きに ××ビデオの癒やし効果実証 米 CNN


ビデオを見るだけで、癒されて元気が出てくる。
いったい、どんなビデオだと思う?
何をとった映像なんだろう?

みんなは、どんなビデオをみると、癒された感じになる?
どんなビデオを見ると、元気になる?
想像してみてね。


・・・


アメリカで実証されたのは、「ネコビデオ」。
そう、ネコをとった映像だ。

アメリカのインディアナ大学ブルーミントン校。
ここで研究を行っているジェシカ・マイリック先生が、こんな実験をした。

およそ7000人の人に集まってもらい、ネコビデオを見てもらう。
その後、集まった人たちの気分が、どのように変化したかを調査した。

この実験の結果。
ネコビデオを見た後は、前向きなプラスの気持ちが高まることがわかった。
一方で、不安などマイナスの気持ちは、減ることもわかった。

この結果をうけて、ジェシカ・マイリック先生は、「やるべきことをやらずに、あるいは仕事中にユーチューブで猫ビデオを見ていたとしても、感情的なプラス効果はその後の大変な仕事に取り組む助けになるかもしれない」と言う。

仕事中や研究中に気晴らしとして猫ビデオを見るのは必ずしも悪いことではないかもしれない。
むしろ、前向きになって元気がでる分、よい影響を与えるかもしれないということだ。

勉強で疲れてちょっときゅうけいするとき。
ネコビデオを見ると元気になるかもしれないよ。

写真は、ランドセルの中で遊ぶ子ネコ。
子ネコは、遊びの天才だ。
その姿は、確かにいやされるね。




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Posted by RAKUTO豊田校 │コメント(0)
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